今後

昔から、日本の家庭では、故人がゆっくり休める場所として一家に仏壇をおいているところが多くありましたが、近年その風潮は大きく変化してきています。
これまで、日本の家というのは、平屋で畳間のある和室の部屋がほとんどでしたが、今では洋風文化が入ってきて、住宅の和室自体が減少傾向にあることも大きく左右しています。
それによって、仏壇の無い家庭も増えてきており、仏壇自体の大きさも近年の住宅事情に合わせたサイズになってきています。
近年は、平屋に比べて仏間のスペースが取れないマンションに住む家庭がふえてきたことから、サイズは小さく、価格も安いものが増えています。
このように、仏壇に対する考え方も、仏壇の価格やサイズもライフスタイルに応じて大きく変化しつつあるといえます。
特に小さめの仏壇は安い価格で購入できるネットで買う人が増えているため、仏具市場の単価も年々下がりつつあります。

近年多い仏壇が卓上タイプの上置仏壇と呼ばれるものです。このタイプは、基本的にサイズが小さく、50万円以上する古来の仏壇と違い、数万円程度の価格で購入することができます。
特に、サイズの小さい幅30センチ程度のものであれば、8万円程度で購入が可能で、ネット販売などでは5万円前後で販売しているところもあります。
卓上のタイプで大きいとされるサイズは幅50センチ程で、大きくても14万程度の価格で購入が可能です。
この卓上タイプは幅に加えて高さも低いので、マンションやアパートに住む家庭が多く利用しています。
近年では、この卓上タイプにあらゆる装飾で豪華にしたものや、デザイン性や機能性が優れているものが豊富になってきているので、今後もこの上置仏壇の需要は増えていくとされています。